日本学生トライアスロン選手権 結果報告
こんにちは!
いつも日本体育大学トライアスロン部を応援頂き、ありがとうございます!
10月16日に群馬県邑楽郡板倉町渡良瀬遊水地において、
「日本学生トライアスロン選手権大会」が開催されました。
以下、概要と結果、レース展開を報告させて頂きます。
♢概要♢
●開催地 ・・・群馬県邑楽郡板倉町渡良瀬遊水地
●開催競技・・・スイム 1.5km / バイク 40km / ラン 10km
♢結果♢
【男子】
1位 小川 颯斗 (4年) 1:53:25
2位 花岡 秀吾 (3年) 1:53:54
5位 甲斐 瑠夏 (4年) 1:54:57
8位 藤部 武文 (4年) 1:55:21
9位 福島 旺 (2年) 1:55:35
14位 立花 匠 (2年) 1:56:44
18位 大谷 友哉 (1年) 1:57:47
24位 本木 颯人 (1年) 1:59:14
45位 中嶋 将太 (2年) 2:04:07
50位 本多 晴飛 (3年) 2:04:45
80位 繁澤 快 (3年) 2:08:08
81位 山本 築 (3年) 2:08:32
DNF 奥村 悠平 (3年)
DNF 小川 兼太朗(2年)
【女子】
2位 池口いずみ(3年) 2:13:04
15位 間部 陽薫 (1年) 2:22:16
16位 近藤 小夏 (1年) 2:22:27
19位 中村 優里 (1年) 2:23:35
22位 舩木 果南 (1年) 2:24:52
26位 渡部 知優 (3年) 2:27:05
28位 飯塚 唯 (4年) 2:27:51
40位 三須 友莉 (2年) 2:39:40
♢レース展開♢
【男子】
スタートから1周回目に福島・小川(颯)・大谷を含む7名で2周回へ突入。
スイムを得意とする福島・大谷・小川(颯)・甲斐が上位でスイムアップし、全体を牽引。
中でも、福島は全体2位でスイムアップした後、バイクパートでは先頭で2人の集団を形成。
その後ろを第2集団(+10秒)、第3集団(+45秒)、第4集団(+90秒),第5集団(+100秒)に多くの日体勢が乗る展開。
トライアスロン界でも群を抜いてバイク力のある本多が、2周回目から徐々に本領を発揮。
4周回目を終えた時点で第5集団にいた本多は第2集団まで全てを捉えます。
第2集団までにいた甲斐や藤部、花岡などの有力選手を引き連れ前を追います。
5周回目には9人で先頭を走る第1集団を15秒差まで詰めると、最終周回で追いつき
勝負はランパートに託されます。
トランジションを早く終えた小川(颯)・花岡が先頭で飛び出し、後続との差をつけます。
学生屈指の実力を持つ甲斐や福島、ランの得意な藤部も実力を発揮して前を追います。
残り5㎞を切ってからは小川(颯)が後続を突き放すランを展開し、そのまま先頭でゴールイン!
29秒後には終始2位をキープし続けた花岡もゴール!
トップ10に表彰台2人を含む5名が位置づけ、個人・団体共に優勝を飾ることができました。
その他の選手もチームのためにバイクパートを展開したり、ベストとなる走りを見せるなど
チーム全員が全力を出し切ることができました。
【女子】
スタート直後から縦長の集団となった女子のスイムパート。
池口・船木が先頭4名の中に入り、全体を牽引。
1.5kmを後続に30秒差をつけるスイムアップになりました。
間部を追う形で飯塚・近藤もスイムアップし、前を追います。
バイクパートでは池口を含む先頭集団6名が終始全体をリードしながら周回を重ねます。
先頭から遅れた船木を集団に加え、第2集団には日体勢4人が乗る盛り上がる展開へ。
渡部もバイクで集団を形成し、声を出して集団を活気づけながら前を追います。
バイクパートを終え、ランに移り1周目を終えた時点で池口を含む3名で先頭集団を展開。
惜しくも離されてしまいましたが、最後まで食らいついた池口が全体2位でフィニッシュ!
その他にもバイクパートで先頭集団が後ろから追いかけてくる中で、何とか逃げ切りラン10kmを
走りぬいて見事にゴールラインを駆け抜けた三須、ランスタート時には29位だった中村は
ランラップ9位となる快走を見せ、全体19位でゴールするなど全選手が活躍しました。
女子も見事に団体優勝を果たし、男女アベック優勝を達成!
ゴール後には満身創痍となる選手も出るほど、全員は全力を出し切った女子のレースは
チーム全体の士気をさらに高めるものとなりました。
1年間の集大成であり、最大の目標であったインターカレッジで男女ともに見事に
団体優勝を勝ち取ることができました。
インターカレッジへ部員全員が出場を果たし、レースでも仲間と助け合いながら手にした総合優勝は
チームとして非常に誇らしい勝利になりました。
翌日に開催された「日本学生スプリントトライアスロン選手権
兼 トライアスロン・チームタイムトライアル選手権大会」へ向けても、
勢いをつける最高のレースになりました。
最後にはなりますが、このような情勢の中、大会の開催に尽力していただいた関係者の皆様、
多大なる支援を頂いた保護者の方々をはじめ、多くの人に支えられながら手にすることができた優勝
だと思います。日体大トライアスロン部一同、この場を借りて厚く感謝申し上げます。
次回は、最後の学生レースとなった
日本学生スプリントトライアスロン選手権 兼 トライアスロン・チームタイムトライアル選手権大会
のまとめになります。
今後とも、日体大トライアスロン部の応援をよろしくお願い致します!