リーグ戦 最終日
昨日、18日にリーグ戦最終日を迎えました。
初めに,最後のブロック戦となる法政大学戦を行いました。
この法政戦に勝つことが出来ると日体大は全勝で決勝戦に臨むことが出来ます!
オーダーは
55㎏級 田野倉翔太
60㎏級 佐々木浩人
66㎏級 栗森幸次郎
74㎏級 山中良一
84㎏級 櫻庭正義
94㎏級 笹川久志
120㎏級 柴田耀
最初の田野倉選手は前の試合同様、しっかりと腕を取り確実にタックルを決め「2-0(6-0,7-0)」のテクニカルフォールで勝ちました。次の佐々木選手は不戦勝でした。
続く栗森選手は今大会初出場でしたが、特に緊張もなくしっかり動けており,こちらも[2-0(6-0,7-0)]のテクニカルフォール勝ちしました、74㎏級の山中選手も[2-0(7-0,7-0)]としっかり勝ちました。
そして、84㎏級の桜庭選手は1年生で初出場でしたがローリングを確実に決めていき,こちらも[2-0(7-0,7-0)]と練習通りの動きが出来ていました。96㎏級笹川選手も1ラウンド目に1ポイントだけ取られたもののあとは0ポイントで抑え[2-0(2-1,5-0)]で勝ち、120㎏級の柴田選手は不戦勝だったため日体大は7-0と法政大学に勝利し、Aブロックからの代表として決勝に進めることが決まりました!!
Bブロックから決勝に上がってきたのは昨年の準優勝校の拓殖大学でした。
そして、15時30分ついに決勝戦が始まりました。
オーダーは
55㎏級 森下史崇
60㎏級 谷田旭
66㎏級 井上貴尋
74㎏級 小石原拓馬
84㎏級 松本岬
94㎏級 佐々木健吾
120㎏級 米平安寛
初戦の森下選手は,相手のサシに苦労していましたが,接戦の末1ラウンド目に1ポイント、2ラウンド目には相手を攻略でき2ポイント上げ[2-0(1-0,2-0)]と見事に勝利し,団体戦で大切な1勝と流れをもってきました。次の谷田選手は1ラウンド目の開始1分にタックルを決め、さらにローリングを成功させ試合を優勢にして1ラウンド目は獲りましたが,続く2ラウンド目は獲られてしまい、3ラウンド目ラスト1-1と緊迫した状態でタックルを仕掛けたところを返されてしまい微妙な判定だったのですが [1-2(6-3,0-1,3-3L)]と試合を振り出しに戻されてしまいました。
次の井上選手は1ラウンド目に腕取りからポイントを獲り試合を優勢に進め、2ラウンド目は0-0のまま進んでいきクリンチになりましたがボールピックアップで井上選手にボールが出たため,そこは丁寧に決めて[2-0(2-0,1k-0)]で勝ち、74㎏級小石原選手は1ラウンド目序盤に片足タックルからポイントを獲り、2,3ラウンド目は自分より大きな相手に押され苦労しクリンチとなり2ラウンド目は獲られましたが3ラウンド目はボールピックアップに小石原選手に出て[2-1(1-0,0-1k、1k-0)]と勝ってこれで日体大の勝利まであと1勝となりました。
84㎏級の松本選手の1ラウンド目は相手にタックルを受け0-2とさてましたが2ラウンド目は相手を動かし1-0とし、3ラウンド目に相手がばてたところを片足タックルでポイントを獲り[2-1(0-1,1-0,1-0)]と勝ち、ついに5年ぶり26回目の優勝が決定しました!!!
そして、次の佐々木選手は1ラウンド目から飛ばしていき3-0、2ラウンド目も攻め続け最後には[2-0(3-0,1-0)]と勝ち、最後の米平選手は不戦勝で最終的には6-1で勝ちました。
試合に勝ち、腕を上げられた井上選手。
こちらも試合に勝ち腕を上げる小石原選手。
ついにこれで日本体育大学の今回の目標である優勝が実現できました。
優勝した際、選手はもちろんのこと先生方や親御さんOBの先輩たち応援サポーターが1つになって喜び、このことからこの試合は日体大が1つになって戦っていたのだと実感しました。
最後に、チームが優勝したとともに井上選手が「最優秀選手賞」を受賞しました。
そして、松本先生が「最優秀監督賞」を獲得しました!
松本先生が試合中、初めて笑みをこぼした時です。
あと残る団体戦は全国グレコローマン選手権と内閣の2つ!!
この2つを獲ることにより日体大最大目標の「完全制覇」をなすことが出来るので気を抜かず突き進んでいきたいです!
記事・広報 西口佳孝