🐋座間味島合宿(2日目)🐚

○2日目

2日目は、古座間味ビーチで朝焼けを見てから始まりました。
この日もあいにく朝の空は雲に覆われていて日の出を見ることはできませんでしたが、正面に見える渡嘉敷島から薄いオレンジ色が広がっていく光景はとてもきれいで、早起きして良かったなと思いました。
ビーチにいた子どもたちと貝殻を拾って遊んだりしながら歩いていると、ビーチから数メートルの波打ち際にウミガメの姿がありました。朝に海藻などを食べに来たそうですが、現地の人でもあまり見ない光景だったそうです。とてもラッキーです。

↑正面が渡嘉敷島、真ん中にいるのがウミガメ

この日のメインは、ホエールウォッチング。
座間味島で出会えるクジラはザトウクジラです。
この時期は暖かい海で子育てをするため、しばらくこの海に停滞しているので親子のクジラに会える確率が高いそうです。確認された海域に船で向かうので、遭遇率はほぼ100%!
期待を膨らませながら沖へ向かいました。

出発して数十分、船長さんのもとに連絡が入り、その場へ近づくと、早速親子のクジラに遭遇できました。

出会えたことに感動しているのもつかの間、クジラが様々な行動も見せてくれました。胸びれをたたいたり、ジャンプしたり、まるでクジラショーを見ているかのような時間でした。
基本的に元気に飛び出すのは子どものクジラですが、体の大きい大人のクジラは、ゆっくりとした滞空時間で映像で見たことのあるような光景に感動しました。また、子どものクジラも船の目の前で跳んでくれました。大迫力で腰を抜かすところでした。

《クジラがとる主な行動》
・ブリーチング:ジャンプ

・ペックスラップ:胸びれで海面をたたく

☞なぜこのような行動をとるかちゃんとわかっていない。求愛、威嚇、ただ遊んでいるだけ等の説がある。有力なのは体についている寄生虫を落とすため。

・ブロー:呼吸(潮吹き)子どもは約5分、大人は約15分に一度浮上し呼吸をする。その際に、勢いよく霧状に噴射する。遠くからもよく見える。


大興奮のホエールウォッチングを終え、午後はシーカヤックを行いました。
目標は山羊しか住んでいない無人島。
二人乗りのカヤックに乗り、息を合わせてパドルを漕いでいきます。後ろ側の人は、左右の足のペダルで進行方向をコントロールするので少し難易度が高いです。行きは向かい風に押され、かなり流されました。しかし、透明度の高い海の上と、少し遠めから見た島の風景に魅了され、気持ちよく漕ぐことができました。

無人島は少し丘になっている岩場や、砂浜、ところどころに生えている背の低い木々そしてヤギさん。子どもの夢が詰まっているような気持ちのよい空間で、一晩くらいずっとここにいたいなと思いました。

砂浜の丘でくつろいでいる人も…

帰りのカヤックは追い風に乗って、スイスイ漕ぐことができました。


夕方の残り時間は、近くの展望台まで散歩しました。20分ほど登ると、古座間味ビーチから渡嘉敷島までを一望できる展望台に到着しました。

上からでもわかる海の透明度や、一面に広がる空、風に揺られる木々の音が少し疲れた体には気持ち良すぎて、ベンチでいつの間にか昼寝をしてしまいました。

少し肌寒かったですが、これもまた良い時間を過ごすことができました💫

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