第25回東日本大学ソフトボール選手権大会(男子)結果
結果の更新が遅くなって申し訳ありません。
昨日(8/7)、第25回東日本大学ソフトボール選手権大会2日目が、宮城県東松島市鷹来の森運動公園で行われました。結果を報告致します。
試合結果
学習院 1 0 0 1 0 2
日体大 3 2 4 4 13 (5回コールド勝ち)
大日向巧(3回,3年)、堀田拓郎(1回,1年)、矢野崇史(1回,4年)-片岡大洋(3回,4年)、田中謙史郎(1回,1年)
本塁打:
三塁打:
二塁打:亀田亮治(4年)
~詳細~
大会2日目に入り、最終日の決勝戦を目指し、本日の第1試合である準々決勝に臨みました。準々決勝の相手は昨日同様、東京都大学リーグの戦友、学習院大学です。
スターティングメンバー
1番 センター 亀田亮治 (4年)
2番 セカンド 加藤卓輝 (3年)
3番 ファースト 伊藤皓二 (4年)
4番 ショート 祝弘樹 (4年)
5番 ライト 深谷祐太 (2年)
6番 レフト 芳賀慎二郎(4年)
7番 サード 野中耕太郎(3年)
8番 キャッチャー 片岡大洋 (4年)
9番 OP 中西康太 (2年)
ピッチャー 大日向巧 (3年)
一回表
本日も後攻を選択した日体大の先発ピッチャーは、昨日の試合を締めた大日向。打線が好調なだけに良い形で攻撃につなげたかったが、学習院に先手を許してしまう。先頭を、エラーで出すと、四球と犠打、安打で1点を失う。
一回裏
すぐに反撃したい日体大は、1番亀田の2塁打と2番加藤の四球で無死1,2塁のチャンスを作り、3番伊藤の犠打で走者を進める。このチャンスに打席に立つのは4番祝。ベンチの期待が高まるが、打球はショートへの力無い当たり。しかし、ショートがこれを1塁へ悪送球。この間に亀田が生還し同点とし、次打者深谷への3球目にダブルスチールで加藤が生還しあっさり逆転。この後、深谷四球、野中の死球で2死満塁のチャンスを作り、8番片岡が内野安打を放ち、この回3点を奪う。
二回表
この回は、テンポ良く3人で守備を終わらせる。
二回裏
1死から、加藤の安打、伊藤の四球で作ったチャンスを、4番祝のタイムリーと5番深谷の犠牲フライで効率よく得点にする。
三回裏
連続四球と相手のエラーで無死満塁のチャンスを作ると、伊藤・祝の連続犠牲フライでリードを広げる。
四回表
3回を1失点に抑えた大日向の後を受けて、2番手に堀田が登板。その堀田は、先頭から2連続ヒットを許し、1点を失う。尚もピンチは続くが、後続を2連続三振などに抑え、なんとか1失点で切り抜ける。
四回裏
相手の変わったピッチャーの制球が定まらないところにつけ込み、この回も4点を追加。2試合連続のコールド勝ちに向けて点差を広げる。
五回表
五回からは矢野が登板。2本の内野安打を許しながら、三塁を踏ませないピッチングで0点に抑え、5回コールドゲームが成立。13-2で学習院大学を退け、準決勝進出。
明日の決勝進出を賭け、国際武道大学と対戦します。
続きまして、準決勝の国際武道大学戦の結果を報告致します。
試合結果
国際武道 0 0 0 0 0 0 5 5
日体大 1 3 0 0 0 0 0 4
立石壮平(6回,2年)、大日向巧(1回,3年)-片岡大洋(7回,4年)
本塁打:
三塁打:
二塁打:伊藤皓二(4年)
~詳細~
準々決勝をコールド勝ちで振り切り準決勝に駒を進めた日体大は、決勝戦への切符を勝ち取るべく千葉の国際武道大学と激突しました。ここまで2試合を通じて全てのイニングで得点をとっている好調日体大打線がこの試合も爆発するか注目です。
スターティングメンバー
1番 センター 亀田亮治 (4年)
2番 セカンド 加藤卓輝 (3年)
3番 ファースト 伊藤皓二 (4年)
4番 ショート 祝弘樹 (4年)
5番 ライト 深谷祐太 (2年)
6番 レフト 芳賀慎二郎(4年)
7番 サード 野中耕太郎(3年)
8番 キャッチャー 片岡大洋 (4年)
9番 OP 髙野武士 (3年)
ピッチャー 立石壮平 (2年)
一回表
先発の立石は、3球で簡単に2死をとると、3番バッターを空振りの三振にとり、最高の形で攻撃に繋げます。
一回裏
良いリズムで攻撃に繋げた日体大は、先頭の1番亀田がうまく三遊間に弾き返し出塁します。
2番加藤の進塁打で亀田を2塁に置くと、3番伊藤がセンター前にタイムリーヒット。効率の良い攻撃で初回からリードを奪います。
二回裏
先頭の7番野中が右中間にヒットを放ち出塁すると、続く8番片岡はショートへ技ありの内野安打。
9番髙野がきっちり送り1死2・3塁とチャンスを広げると、1番亀田の2打席連続ヒットで2点を追加。
まだまだ続くチャンスで、3番伊藤がレフトへのタイムリー2ベース。
4-0とし、一気に国際武道大学を突き放します。
三回裏
攻撃の手をゆるめない日体大は、先頭の5番がヒットで出塁し、6番芳賀が四球で1・2塁とすると、7番野中が送りバントでチャンスを広げ8番片岡にチャンスを託します。
その片岡が2球目を捉えた打球はライナーでセカンドの横を抜けようかというところをセカンドがダイビングキャッチ、更に飛び出していた2塁ランナーも2塁で刺され痛恨のダブルプレー、当たりが良かっただけに日体大としてはとても悔しい結果となりました。
五回裏
3回までは毎回のようにチャンスを作ったものの、4回以降は三者凡退のイニングが続く日体大は、この回も相手投手を捉えられず三者凡退に倒れ、スコアボードに0を並べてしまいます。
六回表
序盤で4点の援護をもらった立石は、2回以降もアウトの山を築き、6回を僅かヒット1本に抑え、試合はいよいよ最終回へ入ります。
七回表
最終回のマウンドには3年の大日向が向かいます。
その大日向は、先頭バッターにライト線上にポトリと落ちる不運なヒットでいきなりピンチを背負います。
続くバッターの打球はピッチャー大日向を強襲し、ショートへの内野安打。
なかなか1死がとれない中、4番バッターの打球はライト前へのタイムリーヒットとなり4-1、1点を返されます。
制球がなかなか定まらない大日向は、四球や死球を出しながらも2死までこぎつけます。
しかし、2死満塁で向かえた8番バッターの打球は、まさかまさかの右中間への走者一掃のタイムリー3ベース、4-4の同点となります。
ここでなんとか踏ん張りたかった大日向でしたが、続く9番バッターにもレフト前に落とされ一気に逆転を許します。
七回裏
4-0から一気に4-5と、一転して追う立場となった日体大は、奇跡の逆転サヨナラを信じ7回の攻撃に臨みます。
しかしその思いとは裏腹に先頭の9番髙野・1番亀田の2人が内野ゴロに倒れ2死。
あと1死でゲームセットという状況で2番加藤が四球を選び希望をつなげます。
そして3番伊藤の打球はセカンドの横を痛烈に抜き、2死1・2塁と同点のチャンスを作ります。
ベンチの期待は4番の祝に集まり、その祝は初球をフルスイング。
しかし、打球はライトへのフライとなりゲームセット。
つかみかけていた決勝戦への切符を最終回に手放してしまう形となり、日体大にとってはインカレ前に悔しい敗戦となりました。
インカレ前の最後の公式戦でしたので、どうしても優勝して良い流れでインカレを迎えたかったですが、1カ月前まできてまだまだ課題があることもわかった収穫のある遠征になったと思います。
後味の悪い終わり方にはなってしまいましたが、ここで後ろを向かず、1年間の最大の目標であるインカレ優勝へ向けてあと1カ月頑張りたいと思います。
またこの大会も暑い中たくさんの方に応援して頂きました。会場まで足を運んで応援して下さった皆様、ありがとうございました。