【団体紹介】ラクロス部 男子
皆さんこんにちは!
新型コロナウィルス感染症の影響で、本来であれば日体大スポーツ第90号に掲載予定であった本学ラクロス部男子の紹介を、本ブログにてさせていただきます。
どのチームよりもラクロスを楽しむ
ラクロス部男子主将・中野 悠大は本学のチームをこのように表しました。
他大学から「どのチームよりもラクロスを楽しんでいる」といわれるほどになった背景には、本学ラクロス部男子の特別な上下関係が隠されています。
必要以上に厳しい上下関係ではなく、強い縦の繋がりを持った互いを高め合う関係で、学年を問わず声を掛け合って練習をしています。練習中は上級生が下級生に指導するだけでなく、下級生からもよい動きや改善点などの意見を出しています。最近では上級生が下級生を褒めるという意識をもって活動しており、下級生は褒められることで成長し、ラクロスが楽しいといったプラスの感覚を持つことに繋がっています。ミスプレーに対しての指摘を行うことはもちろんですが、モチベーションが低下している部員に対してフォローをすることも忘れません。下級生への指導では上級生の中から育成チームが編成され、特定の上級生がプレーやルールについての指導を行うことで、下級生は複数の人から様々な指示を受けることがないため混乱することなく、上級生としても統一感を持った指導をすることができているのです。
コロナ禍での活動
昨年の緊急事態宣言下では、部員が集まって練習をすることができない時期があり、今年に入ってからも参加人数の上限、練習時間の短縮が課せられ、思うように練習出来ていない現状があります。しかしその中でも、オンラインでのトレーニングをしたり、SNSを活用して壁当てをしている様子を撮影し順に共有する「壁当て日記リレー」を行なったりしながら、指摘し合うなど工夫をし、積極的に練習を行なっていました。また、技能面だけでなく安全面でも意識を高める活動を行なっていて、本学救急医療学部と連携して救命救急セミナーを実施し、競技特性を踏まえた、脳震盪や熱中症に関する対応や予防法についての講習を受けました。この講習を通して部内での安全や健康に関する意識が高まり、毎回の練習時にも対策を徹底するなど活動上の安全面の確保にも繋がっています。
ー真摯ー
毎回の練習で「一球一球を大切にする」ということを心掛け、日々の練習に励んでいる本学ラクロス部男子。これは「日本一になるために目の前にあることに本気で取り組んでいこう」という意識で、練習中からこの言葉を口にすることで、試合中にも自分たちにはできるんだと思うことができるため、試合前には円陣を組み、掛け声をかけ目標の共通認識を図っています。勝ちにこだわる本チームの目標は全日本選手権優勝。社会人も参加するこの大会で勝つことこそ真の一番であるとし、勝つための様々な要素のすべてに真摯に向き合い、真の日本一に向かって日々邁進するという想いを込め今年度のチームスローガン『真摯』を掲げたのです。
【活動内容】
活動日数:週5日(水曜日、木曜日…朝練習/月曜日…夕練習/土曜日、日曜日…通常練習)
練習内容:ラクロス競技において攻守に亘って重要となる切り返しの動きや一対一等の個人練習、試合形式の練習、グラウンドボール練習※など。リーグ戦直前は試合形式の練習を多く行なっている。練習では自分を追い込むことを心掛け、敵ではなく己に勝つため練習に打ち込む。
※グラウンドに落ちたどちらのものでもないボールを拾いに行く練習
この度は取材にご協力くださり、ありがとうございました。
ラクロス部男子の皆様の、今後の活躍を期待しております!