【日体大スポーツ編集局】ダブルダッチサークル
【取材報告】ダブルダッチサークル
皆さん、こんにちは!
今回は学友会ダブルダッチサークルを取材させていただきました。本来であれば日体大スポーツ第90号に掲載予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ブログでの掲載となりました。
本学ダブルダッチサークルは3~6人で1組、全部で12チームあり、基本的に週3回の練習をしながら随時イベントや大会に向けて取り組んでいます。ダブルダッチは回し手と跳び手に分かれ音やリズムに合わせてパフォーマンスを繰り広げながら縄を跳ぶ競技で、ほとんどの方が大学から始めています。主将・菊池美颯さん(4年)も大学生から始め、縄を跳びながらダンスをする世界観に魅了されました。菊池さんは「厳しい指導はせず、同期や下級生とのコミュニケーションを積極的に行い、練習とプライベートのメリハリを大事にしている。」とサークルを非常に大切に思っていました。
そんな菊池さんは男子4名、女子2名の計6名で構成されている、『虜華(ルーガ)』というチームに所属しています。
▲4年生チームの虜華
チームの印象について伺うと「練習時には言いたいことが言えて常に明るいチーム」と菊池さんは話しました。虜華は8月に行われた大会「Double Dutch Delight 2021」に向けて練習していました。この大会は入賞すれば全国大会に駒を進めることができる非常に重要な大会であり、例年よりも早く開催されるため、サークルの中で焦りを感じていた選手が多くいました。それでも菊池さんは今大会でサークルのチームが1~5位を独占するという目標を掲げ、これまでに様々な準備を重ねてきました。練習の始めは全体で体操を行なった後、1人が前に出て何かお茶目なことをして皆を和ませてからチーム練習に入っています。
コロナ禍ではマスクの徹底と活動日程をチームでローテーションしながら練習を行い、大会に支障が出ないよう工夫をしていました。また週に1度にOBが外部コーチとして訪れ、技術面を指導してもらっており、その方は現在プロで活動しています。本番が近づくと各チーム監督とコーチにパフォーマンスを披露し評価をしてもらっています。日々の度重なった努力が功を奏して大会の結果は菊池さんが所属している虜華は4位入賞で全国大会出場が決定しました!
▲アクロバティックな技で観客を虜にする『虜華』
当時の心境を菊池さんは「4年生というプレッシャーがあったが、本番を楽しんで行うことができた」と語りました。
今まで主将を担ってくれた菊池さんに部長の小林正利先生は「コロナ禍で様々な制約がある中、演技面で皆の見本となり、4年生の幹部と共に部員を引っ張ってくれました。引退公演までまだありますがよろしくお願いします。」と感謝の意を述べました。
次期主将を担う吉富真央さん(3年)はこれからの目標について「他のチームが年々強くなってきているので上位を日体大で占めていた頃を取り戻していきたい」と想いを語りました。
新たなステージで戦い続ける日体大ダブルダッチサークル。今後の更なるご活躍を心からお祈り申し上げます。
▲ダブルダッチサークルの全体写真
お忙しい中、取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。
【写真提供】菊池美颯さん
【取材報告】石川