【取材報告】第43回東日本学生ウエイトリフティング選手権大会 兼 第16回東日本新人ウエイトリフティング選手権大会
こんにちは!
9月6~8日に日本大学 生物資源科学部 体育館にて行われた、第43回東日本学生ウエイトリフティング選手権大会 兼 第16回東日本新人ウエイトリフティング選手権大会の取材に行って参りました!
男子個人67kg級の出場した森木 和磨選手(2年)、女子個人+87kg級に出場した粟野 稚佳子選手(4年)が力強い試技で優勝を収めました!詳細は9月23日(月)発行の日体大スポーツ第84号に掲載しております!
このブログでは、今大会に出場した注目の2名の選手をご紹介致します!
1人目は、男子個人73kg級に出場した鷲尾 洋知選手(4年)です!
▲力強くバーベルを支える鷲尾選手
腰を下ろした状態から一気にバーベルを頭上に挙げる『スナッチ』と、一度肩の高さまで持ち上げた後、頭上に挙げる『クリーン&ジャーク』を各3回行い、それぞれの種目の最高記録の合計で、勝敗を決めるウエイトリフティング。今回鷲尾選手が大会で魅せたのは『クリーン&ジャーク』での挑戦心でした。
スナッチで121kgを記録し、上位に食い込んだ鷲尾選手。実はクリーン&ジャークは苦手としていました。しかし大会後に「いつまでも同じ記録ではいけない」と語っていた鷲尾選手は、自身が今までの大会で申請していた重量を上回る135kgから競技をスタートします。
1回目を力強く持ち上げ成功を収めると、2回目からは140kgに重量を増加。一度は失敗するものの、最終試技では集中した面持ちで成功を収め、140kgを持ち上げました!
記録は261kgで3位に入賞。貫いた挑戦心が栄冠を引き寄せ、表彰台の一角に上りました!
2人目は、個人59kg級に出場した濱ノ園 麻里選手(4年生)。3月に怪我の手術を行い、復帰戦となった今回でしたが、終始安定した試技からスナッチにて74kg、クリーン&ジャークで89kgを記録し、2位に入賞しました。本人は「まだ脚力が戻っていない。調子を取り戻してやれるだけのことをやっていきたい」と全国に向けて意気込んでいました。
▲強靭な体でバーベルを挙げる濱ノ園選手
チームを牽引する4年生の選手たち。これから始まる数々の全国大会に向け、それぞれの思いを胸にラストシーズンに臨んでいきます!
取材へのご協力ありがとうございました。
【写真・文】浅野 進之介