今年一年をふりかえって
今年は、新型コロナウィルスの影響による3ヶ月間にも及ぶ活動自粛期間やさまざまな制約があって、思うように練習ができませんでしたが、それでもみんなで工夫を重ね、例年以上に充実した一年になりました。
延期になっていた試合も秋のリーグ戦代替試合(オンライン試合)からスタートし、男子はDブロック優勝、2年畝本佑喜は皆中賞を2回連続で受賞し、的中率も都学8位の戦績でした。
女子もEブロックで優勝し、昨年のリーグ戦から公式試合の連勝記録を9に伸ばしました。今年は昇格なしの試合のため、男女ともにⅢ部のままですが、的中率を見ればどちらもⅡ部に昇格できた内容だっただけに残念でした。来年のリーグ戦でもう一度頑張って昇格をめざします。
続いて11月に開催された第50回全関東学生弓道選手権大会では男女ともに予選を通過。今年最初の対面試合となった決勝トーナメント(大宮体育館)において男子は三位に入賞しました。
その翌日の試合では、女子が初優勝という快挙を成し遂げました。これで女子の連勝記録は14に続伸です。
続く第68回全日本学生弓道選手権大会のオンライン予選でも、女子はシード権を獲得して決勝トーナメントに進出。試合は、直前になって神戸開催がオンライン試合に変更され、試合日も4日早まるという事態のなかで、結果は惜しくも3回戦で敗退。女子の連勝記録も17で止まってしまいました。それでも、全国大会ではじめてベスト8まで進出したことは大きな成果です。
10月のリーグ戦代替試合から12月の全日本まで、かつてない過密スケジュールのなかを休みなく走り続けた2020年。オンライン試合というはじめての経験もあって、とまどうこともたくさんありましたが、これも良い経験としてこれからの活動に活かしていきたいと思います。
今年一年間、日本体育大学弓道部を応援していただありがとうございました。来年はさらに上をめざして頑張ります。かわらぬ応援、よろしくお願いいたします。