弓道場の紹介
新入生のみなさん、こんにちは。
みなさんのなかには、いまだクラブの見学もできず、部活をどうしようと悩んでいる方も多いと思います。学友会でもなんとかみなさんに部活の様子を伝えようと、いまオンラインによる準備を進めていますから、もう少し待っていてくださいね。
え~、もう待てないよ、という人のために、今日は弓道場の紹介です。
弓道部が日々練習している道場は、世田谷キャンパスのスポーツ棟1階にあります。なぜか、大学の施設案内には紹介されていないので、まずは道場への行き方から紹介しましょう。
スポーツ棟の正面ドアから入館すると、エントランスホールの目の前にトレーニングセンターの入口があります。その右脇に長い廊下がありますから、この廊下をまっすぐ進んでください。廊下の左側にはトレーニングセンター、右側には少林寺拳法、合気道、空手、なぎなたの道場がいくつもならんでいます。それを横目で見ながらどんどん進んでいくと、やがて左側にレスリング場があります。その先を左に曲がり、ほんの少し歩くと、右側に「弓道場」と大きく書かれた木札と゜イラストがあります。ここが弓道場(小体育館12)です。
日体大の弓道場は、授業で使うために作られた道場なので、弓道部の専用道場ではありません。このため、通常は施錠されていて、勝手に入ることはできません。しかし、道場の管理は弓道部の部長に一任されているため、授業がない時間帯は、土日を含めて、警備のかたにお願いして解錠してもらえば、いつでも自由に練習できます。
道場は、まだ新しいため、とても綺麗です。矢道側のガラス戸を閉めれば、冷暖房完備なので、ミーティングなども快適にできます。
ただし、他大学の道場と比べると横幅がやや狭く、的数は最大6的。ふだんの練習も6的でおこなっていますが、余裕をもたせるならば、4的です。看的所は、写真の右側にありますが、看的所としての機能はいまひとつ。通常は使用していません。
また、巻藁場を作るスペースがなかったため、巻藁は道場内に設置しています。通常は1個ですが、最大で2個まで置くことができます。ただし、道場内にあるため、練習試合などでは使用できません。
審判席(師範席)も設けられてはいますが、構造上、的を見る事ができません。
控えの場所もありません。このため、練習試合でも、床の上に座ることになります。
このように、本学の弓道場は、授業用を前提に設計されているため、不備な点が多く、公式戦では使えません。都学連からリーグ戦での使用を求められてはいますが、巻藁が使用できないなど不利な点が多く、何より高額な施設使用料が必要となるため、お薦めできません。もちろん、本学弓道部は無料です。また、本学弓道部とおこなう練習試合でも、対戦校に施設使用料がかかることはありません。
こうした残念な点も少なくない道場ですが、通常の練習では全く問題はありません。矢道も人工芝で、まわりに樹木などがないため、夏場も蚊が少なく、虫もあまり飛んできません(まったくいないわけではありません)
残念といえば、道場の問題よりも、部室がないこと。ただし、弓と矢は弓具庫に保管できるうえ、弽や道着なども保管する場所があります。また、ミーティングなども道場でいつでも出来ますから、いわば道場が部室のようなものといってよいでしょう。ただし、飲食はできません。
クラブのなかには専用の練習場がなく、交代で使用したり、学外で活動しているところもあるので、それを思えば、ほぼいつでも使用できる道場がある弓道部は、恵まれていると言ってよいでしょう。
文字と写真だけではわかりくいかもしれませんが、部活が再開されたら、ぜひ一度、弓道場に遊びに来てください。また、弓道部のTwitter(「日本体育大学弓道部」で検索)でもいろいろな質問を受け付けています。弓道部にはいりたい、こんな事を聞いてみたいと思ったら、ぜひ質問箱に投稿して下さい。