【日体大スポーツ編集局】トランポリン競技部
【取材報告】トランポリン競技部
こんにちは!
昨年の12月15日に東京・世田谷キャンパスで行われました、トランポリン競技部の練習の取材へ行って参りました。
トランポリン競技は2000年のシドニーオリンピックから新種目として正式採用された競技で、オリンピックでは5種類ある種目(個人競技・団体競技・シンクロナイズド競技・タンブリング・ダブルミニトランポリン)のうち個人競技のみが行なわれています。採点方法は(姿勢・こなし・安定感)の各種の出来栄えを採点する『演技点』、それぞれの種目の回転数、捻り、姿勢を採点する『難度点』、選手が空中に浮かんでいる時間を測定する『跳躍時間点』、着床位置によって減点される『移動点』、合計点からの減点される『ペナルティー』の5つの観点から行われます。
このことから分かるように、トランポリン競技は、技の完成度、空中でのバランス感覚など、他の競技にはない様々な要素が組み合わさった難しい競技です!!
今回取材させていただいたトランポリン競技部は16名の部員が所属。強くて楽しいチームを目指し、それぞれの目標に向かって日々の練習に励んでいるそうです!
団体内では、楽しい雰囲気で全員が練習やトレーニングに励みやすい環境づくりを心掛けているようで、実際に練習が始まると楽しい中にも緊張がある雰囲気でした!
▲アップの様子
また、普段の練習は練習着で行うのですが、今回の取材では特別にユニフォームでの撮影をさせてくださいました!
▲男子のユニフォーム
▲女子のユニフォーム
しかし、自粛中は、予定されていた大会も続々と中止になり、ほとんどの人が、モチベーションを保つことが難しい状況になっていたとのことでした。
それでも、自粛期間中は活動再開に向けた準備として、各自、自宅などでも実施できるトレーニングメニューを行ない、練習が再開された際、スムーズに復帰できる準備をしていたそうです。
▲高いジャンプで、パフォーマンスする様子
「活動が再開された後も、各自の予防、練習場の消毒作業、ソーシャルディスタンスを保つなど『慣れていないこと』を当たり前に行なわなくてはいけない」と、練習を行う大変さをインタビューで答えてくださいました。
▲安全に着地できるようにサポートする様子
取材の中で、「トランポリン競技部では、練習場のアップスペースや練習中の待機場所をパーテーションで区切り、それを挟んで会話をするといった対策をしながら練習を行なっています」と、感染対策についても教えていただきました。
今後の目標は「全日本インカレや全日本選手権の団体競技で男女ともに優勝すること」だそうです!
トランポリン競技部の皆様、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。
【取材・写真】赤屋敷