【日体大スポーツ編集局】ソフトテニス部
皆さん、こんにちは!
12月17日(木)に本学横浜・健志台キャンパスで活動しているソフトテニス部の取材を行いました。
昨年度は日本国内にてプロ選手が誕生、今年度は史上初の賞金付き大会が開催されるなど様々な革新が起こっているソフトテニス界。
その中で「シンボルになりたい」と語る日体大ソフトテニス部 篠原 秀典監督は、自身も本学の選手として活動し、近年まで日本代表に選出されるなど、数々の功績を収めてきた方です。
▲自らゲームに参加し、プレーする篠原監督
この日の練習は校内の練習マッチ。
監督やOBも選手とともに参加し、世界レベルの技術で戦っていました。
日体大の強さについて『練習量』と断言した篠原監督。加えて、プレー面での『日体大らしさ』について伺うと篠原監督は「昔から実は日体大らしさはない。自分が思う日体大らしさとは、それぞれらしさ。個の考えたプレーができることが日体大の良さ」と語りました。
練習マッチでも、それぞれの技を発揮し、躍動感あふれる戦いを繰り広げる選手たち。『1つの型にこだわらず、自由な発想を持つこと』『個人が持つ特徴を武器に沢山の練習で探求していくこと』この日体大の強さが姿に現れていました。
▲個々の力がぶつかり合う迫力満点の校内マッチ
探求する姿勢はコート外でも貫かれていました。
感染症対策による自粛によりコートでプレーができない時期に、本学ソフトテニス部はオンラインセミナー『BUSITU』を開設。本学の選手たちや日本で活躍する選手たちがオンラインにて様々なセミナーなどを開催しました。
篠原監督を始め、沢山の名選手を輩出してきた日体大ソフトテニス部。偉大なOBが練習を支えてくれるのも本学ソフトテニス部の魅力です。
選手も「球の速さなどの表面上のスキルにはない『強さ』を学ぶことができる」と多くの刺激を受けていました。
数々の歴史を築いてきたソフトテニス界のレジェンドが率いる日体大。先日行われた第71回関東学生ソフトテニス選手権大会(以下、関東学生選手権)では、溝端 亮二(4年)・森田 晴紀(2年)ペアが頂点に輝き、圧倒的な存在感を発揮しました。
しかし男子主将・村田 優選手(3年)は「3年生が勝つことができなかった」と結果を冷静に受け止めています。
全日本学生選手権(以下、インカレ)など、主要大会がなくなった4年生。後輩たちが少しでも成長してもらえるようにと、より良い練習環境を与えるために通常よりも早い段階で3年生主体の練習に切り替わりました。
村田主将を中心に挑んだ関東学生選手権。個人優勝を勝ち取ったのは最上級生の溝端選手を中心にプレーを組み立てた溝端(4年)・森田(2年)ペアでした。村田主将は先輩の偉大さ感じたと同時に「日体大が優勝してくれたのは嬉しい。しかし、自分たちの技術量に物足りなさを感じた」と自分たちの力不足を振り返っていました。
次なる目標を『インカレアベック優勝』と定める篠原監督。村田主将も「個人・団体ともに優勝を目指す」と日本一に向けての思いを強めていました。また、女子主将を務める久保 晴華選手(3年)は『個々の力を上げつつ、チームの力を上げて、インカレを勝ちに行く』と同じく頂点に向けて意気込みました。
▲笑顔で、日本一を意気込む村田主将・久保主将
部全体で日本一に向けて探求し続けるソフトテニス部。今後の活躍に期待が懸かります。
取材に協力くださいましたソフトテニス部の皆様、ありがとうございました。
▲ソフトテニス部男子の皆様
【取材・写真】浅野 進之介