【日体大スポーツ編集局】バスケットボール部

こんにちは!

コロナウイルス伴う活動自粛等の中で工夫した活動を行われているクラブ・サークルを

取材する当企画。今回は『バスケットボール部男子』に取材を行いました!

 

昨年第71回全日本大学バスケットボール大会にてベスト8進出1部リーグ昇格と華々しい成績を上げた本学バスケットボール部男子。頂点を目指し、着実に実力を上げていた。そのような中、コロナウイルスの猛威が世界を襲う。日本全国にも感染が広がり、本学学友会も感染予防のため、活動自粛・停止の措置が取られた。日常からバスケットボールが奪われた彼らはこの期間をどのように過ごしてきたのか。日体大スポーツは、自粛期間のLIONSの戦いに迫った。

 

【自粛期間に手に入れた力】

久々に顔合わせをしていつも以上に仲が深まった」。主将の土居光は自粛期間を経て、再び集まったチームに結束力を感じていた。

 練習は、バスケットボール協会や本学学友会、加えて、クラブ独自で定めたガイドラインに沿って安全に行われている。選手は体調管理シートの記入、検温・消毒などを徹底し、練習前・後には施設や使用した器具の消毒も実施されている。徹底された安全の中で選手たちは練習に励んでいた。

 藤田監督は4月の学友会活動停止の際、選手に「部屋で過ごそう、stay home」と題した資料を送っていた。「自宅でできるトレーニングなどをして、いつでもバスケットボールができるようにコンディションを整えていた」と主将・土井が話すように、選手たちは監督からの思いを汲み取り、自宅でのトレーニング、自身の命を守ることに努めた。自粛期間中にも監督は選手にLIONS新聞と称し、30回以上に渡って社会の状況や、目標を見失わないことをメッセージとして発信した。選手を支えるスタッフ陣は「居場所がバラバラな選手たちを『ONE TEAM』としてLIONSでい続けられるように」と、SNSの発信や選手のサポートを行なってきた。

 自粛期間の活動の成果は練習再開後に訪れた。藤田監督は「自粛生活の中で彼らはバスケットボール人として生きていた。私の予想に反し、選手たちはできる限りのコンディショニングとトレーニングをしてきてくれた。順調に大会に向けて準備できる、部員に敬意を表したい」と語る。土居主将も「時間をかけてチーム作りをする時間はない。いつも以上に練習に集中するようにチームを引っ張る」と力強い言葉を口にした。

目指す目標は『日本一』。自粛期間を乗り越え、新たな成長を遂げたLIONSが頂点を目指す。

 

LIONSを発信するために】

 自粛期間、バスケットボール部男子が行なっていたのは自宅でのトレーニングだけには留まらない。活動ができない間もSNSを積極的に使い、LIONSの取り組みを発信してきた。広報を担当した坂本奈優は「本学のバスケットボール部から一人でも多くの方に『元気』『笑顔』といった前向きな思いになってもらえるようにすること。自粛中で居場所がバラバラな選手たちがLIONSであり続けることができるようにすること」を自粛期間の情報発信で意識してきたという。藤田監督の誕生日には選手全員で作成した動画のプレゼントや、一般の閲覧者に向けた質問回答など、チームを巻き込んだ企画を実施し、大いに盛り上げた。藤田監督も「保護者やファン、社会への外部に本学で頑張っている『姿』を発信することができる。また、選手たちが自らの姿を見られることによって、個人の人間形成、組織感情、仲間意識にも繋がる」とこの活動を評価。土居主将も常に支えてくれるスタッフに対して「必ず日本一をプレゼントする」と意気込んだ。

「『Anithing's possible(不可能なんてない)優勝するにふさわしいチームにしよう」。これは、藤田監督が選手に対して贈った言葉である。結果だけではなく、周辺の人々や環境に感謝し、日本一がふさわしいチームを目指した活動がバスケットボール部では行われていた。

厳しい自粛生活を、独自の工夫で乗り越え、戦い続ける本学バスケットボール部男子。頼もしいスタッフやコーチ陣に支えられながら、今日もコート上の獅子たちは日本一を目指し、汗を流す。

【バスケットボール部から新入生に向けて】 

現在は10数名の新入生を迎え入れ活動しています。後期より新たに部員募集もしています。バスケットボール競技が大好きな人、LIONSの活動に興味がある人は連絡ください!

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