【取材報告】第53回全日本ボディビル選手権大会
こんにちは!
10月21日に東京都江戸川区 小松川さくらホールにて行われた全日本ボディビル選手権大会の取材に行ってまいりました!
本学からは、五味原 領選手(3年)、松田 開人選手(3年)、相澤 隼人選手(1年)が出場しました。
筋肉の美しさを競うボディビル。午前には予選が行われ、規定ポーズと呼ばれる8つのポーズを披露し、審査員から審査を受けます。
相澤選手は1年生ながら周囲を圧倒する筋肉量で堂々としたパフォーマンスを披露します。一つひとつポーズを丁寧に決め、順当に決勝へと駒を進めます。
五味原選手もボディビル初挑戦ながら落ち着いた表情で磨き上げた肉体を絞り上げます。美しい演技で観衆を沸かせ、決勝に進出しました。
同じくボディビル初挑戦の松田選手は、決勝に残る選手を決めるために審査員から指名されるピックアップにて粘りの演技を披露。集中力を切らすことなく、決勝への切符をもぎ取りました。
▲規定ポーズ「フロントラットスプレッド」で得意の背中をアピールする松田選手(中央)
予選が終了すると、次には部門別の審査が行われます。胸、腹、腕、背中、脚、※モストマスキュラーの6部門の審査が行われます。審査員の指示に従い、ポーズを決める男たち。それぞれの鍛え上げた筋肉をアピールしていました。
その次に行われたのは、決勝比較審査です。決勝進出者による規定ポーズの演技が行われます。
この中でも、やはり圧倒しているのは相澤選手。周囲との差がはっきりと分かるほどの大きく発達した筋肉は、整ったポージングによってより、力強く見えます。相澤選手がポーズを決めるたびに会場には、大きな歓声が響いていました。
この後に行われたのが、フリーポーズ。それぞれ音楽をかけながら自分で創り上げた演技構成でそれぞれの筋肉をアピールします。この中で際立ったのが、五味原選手。本学バーベルクラブ監督岡田 隆教授が「審美性に長けた美しい筋肉」と評価するように、五味原選手はなめらかに曲線を描く美しい筋肉が持ち味。力強さの中にしなやかさが加わった美しい演技は、観客の目線を釘付けにしました。▲美しい筋肉としなやかな演技で観客を魅了した五味原選手
最終結果は男子の部にて松田選手が13位、五味原選手が3位、相澤選手が1位となりました。
部門審査では、相澤選手が6部門を全て制覇!加えてベストポーザーにも選出されました。▲美しいポーズと磨き上げられた肉体で頂点に輝いた相澤選手
また、団体の部において出場選手が他校より少ない3名ながら準優勝にも輝きました。
創設して間もないバーベルクラブですが,すでに全国の強豪となっています!今後の活躍にも期待がかかります。
バーベルクラブの皆様、取材へのご協力ありがとうございました。今後も応援しています。
※モストマスキュラー:ポーズの一つの名称で、そのポーズを決めた際の美しさや迫力を競う部門
【写真・報告】浅野 進之介